長門

日本橋から東京駅の八重洲側にさくら通りにある老舗、長門。始祖は、「将軍家徳川吉宗公の代」神田須田町界隈で店を構えていたそうです。その後、将軍家御用商人となり、松岡長門大掾藤原信吉の称号と帯刀の待遇を頂戴し、代々徳川将軍様の菓子司として菓子製造に携わり、「長門」が、現在の屋号となったそうです。売り切れになる「久寿もち」は、久寿もちです本当はわらび餅。昭和の初めには東京に馴染みがなかったこともあり「久寿もち」の名前で、三角形に切り出して販売して以来、現在でもそのまま。

久寿もち

ふわっとしたやわらかい生地にきな粉がかけてある。夏は冷蔵庫で15分ほど冷やすとより美味しい。夕方には売り切れることが多い人気商品。890円（税込）賞味期限は2日。