大阪は「みたらし団子」の激戦区!知るべき名店ご紹介!

喜八洲総本舗の「みたらし団子」
喜八洲総本舗の「みたらし団子」

多くの人々にとって身近な存在ともいえる「みたらし団子」。その味わいは子供から大人まで楽しめて、名前を聞けば誰しも直ぐに思い浮かべることのできる。まさに日本を代表する「和の菓子」と言えましょう。

以前掲載した記事にて、そのみたらし団子の名前の由来や歴史をご紹介しました。

ところで、大阪はみたらし団子の人気店、有名店がひしめく“みたらし団子激戦区”だという事をご存知でしょうか?今回はみたらし団子についてのおさらいをしつつ、人気店のご紹介をしていきましょう!

大阪のみたらし団子の特徴

オーソドックスなイメージとしては、「団子を串に刺して焼き、砂糖醤油のたれをかけたもの」といったところでしょう。みたらし団子の起源は古く、鎌倉時代の京都で誕生したとされます。それからやがて全国に広がるにしたがい、その地方の特色がでて、見た目や味にバリエーションが増えていったのです。

スーパーやコンビニで見かけるものには大きく変化はありませんが、旅先などお菓子屋さんで見た際には、そういったものとの違いに驚いた!という方もいらっしゃるのでは?

ところで、”大阪のみたらし団子”の特徴は【たれの味】に出ています。多くのお店で昆布のダシが使われており、控えめながらも上品なうまみと風味があります。これは関西で愛される味の特徴のひとつともいえるでしょう。そして、そのたれがたっぷりと団子にからめられているのも共通点のひとつです。

外せない名店!「喜八洲」

まず最初にご紹介する店舗はこちら。大阪市の北エリア「十三(じゅうそう)」に位置する【喜八洲総本舗 本店】です。

注文を受けてから団子を焼くスタイルの為、まさに出来立ての味を楽しむことができます。味は勿論のことですが、特徴はその見た目。一般的に想像する丸い団子ではなく、円筒状のかたちの団子となります。

なお、焼き加減のリクエストも受けて頂くことができます。個人的には焦げ目がしっかりついた「よくやき」をおすすめします!「よくやき」の焼き加減ならではな焦げ目の味は、冷えると苦みが出てきますが、その苦みもタレと相まって非常に美味。ただ多少好みは分かれるかもしれませんので、お土産で購入の際は「ふつうやき」でもよいかもしれませんね。

老舗の名店!「住吉団子本舗 新町本店]

明治26年創業の老舗和菓子店!大阪市内・新町エリアにある同店は、昔ながらの馴染み客が多く訪れる老舗の和菓子屋となります。

こちらのみたらし団子の特徴は、とろっとしたアツアツの「甘辛だれ」がたっぷりかかっている所!見た目はオーソドックスながら、こだわりの焼き加減と風味を引き出す甘辛なタレの組み合わせは必見です。

大阪ミナミならここ!浪芳庵(なみよしあん)

1858年創業。日本庭園が広がる敷地の中に、まさに「風情あふれる佇まい」という表現がしっくりくる、本店と併設のカフェが存在しています。

こちらでいただける「みたらし団子」は、それこそ他にない非常にユニークな見た目!

創業から一貫して妥協せず、まさに職人のものづくり精神やこだわりを守りながらも、常に新しい取り組みに挑戦する同店だからこそ味わえるこのみたらし団子。必見の逸品です!

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